太陽光発電の取り組み
太陽光発電は、燃料を必要としないクリーンな発電システムです。
発電時の排出物もなく二酸化炭素(CO2)を排出しないため、地球温暖化防止の観点から注目されているエネルギーです。
高山工務店では、企業として地球温暖化防止の取り組みをおこなっております。
住宅用太陽光設備
当社の住宅は、高断熱・高気密で太陽光発電を設置した環境にやさしい低酸素型のエコ住宅です。太陽光発電の設置にあたっては、積雪に対応すため独自の工夫と改良を加え、雪に強い設置方法と施工を行うことで、太陽光発電に不利な地域でも発電効率が向上し、十分な発電量が確保できるようになりました。
1.屋根全面に太陽光パネルを設置することで電気を最大限発電し、夏場は屋根の温度上昇も防ぐことができます。
2.通常横貼りの太陽光パネルを縦貼りにし、雪が溝に引っ掛かりにくくスムーズに落ちるようにしています。
3.積雪時は、地下水を利用し屋根から散水することで通常よりも早く雪を落とすことができます。雪が早く落ちれば発電量も多くなります。
屋根上部から地下水を流し、接地面を溶かして落雪をうながします。
太陽光発電所設備
当社の太陽光発電所は、現在米沢市内を中心に高畠町などに10か所あり、全部で約4000kw(4メガ)の規模となっています。発電設備の一番の特徴は、発電効率を高めるため季節ごとにパネルの角度が変更できること。日照時間が短く積雪のある冬期間でも最大限の発電量を確保することができます。
1.積雪のある冬期間の発電効率を考え、太陽光パネルは高い位置に設置、太陽の高度を考慮し、季節に応じパネルの角度を変更できるようにしています。
春・秋 南40度 |
夏 北向き10度 |
冬 垂直 パネルへの積雪を防ぎます |
年4回、手動で角度変更します |
2.太陽の軌道を追尾する自動回転型の架台を導入し、発電効率の向上を図っています。
流志田発電所 約50kw |
広幡成島発電所 約50kw |
下原発電所 約300kw |
露藤発電所 1000kw |
直江発電所 約2000kw |
駅前発電所 10.5kw パネルの下は駐車スペース |
高山工務店は、これからも自然エネルギーや環境への取り組みを進め、地域に貢献していきたいと考えています。
住宅発電実績
■屋根設置の場合
契約出力(kw) | 太陽光パネルの合計出力(kw) | 年間発電量(kwh) | ||||
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | |||
A様 | 10.5 | 10.5 | 11,221 | 12,067 | 12,279 | 11,112 |
B様 | 15.6 | 15.6 | 16,482 | 17,824 | ||
C様 | 16.7 | 16.7 | 17,992 | 19,242 | ||
D様 | 18.6 | 18.6 | 20,801 | 20,945 | ||
E様 | 18.9 | 18.9 | 19,886 | 20,078 | 20,699 | 19,743 |
太陽光発電Q&A
Q.太陽光発電の良いところはどこですか?
A.★太陽光発電は、燃料を必要としないクリーンな発電方式のため、発電時に排出物もなく騒音もありません。二酸化炭素(CO2)を排出しないため、地球温暖化防止の観点からも注目されています。
★災害時などには、貴重な非常用電源として使用できます。
Q.太陽光発電システムはどんな屋根にも設置できますか?
A.基本的にはどんな屋根にも設置可能です。
しかし、屋根の形状や向きによって、太陽光の設置に適さない屋根がありますので検討される際はご相談ください。
Q.太陽光パネルは屋根以外にも設置できますか?
A.設置できます。別途、構造材設置工事が必要になりますが地上設置も可能です。
Q.太陽光発電の寿命はどのくらいですか?
A.国税局が定める太陽光発電の耐用年数は17年です。
太陽光パネルの種類、設置場所や設置条件により異なりますが、一般的に20年~30年といわれています。
ただし、経年劣化により出力は少しずつ低下していきます。メーカー毎に出力保証がありますのでご確認ください。
パワーコンディショナーなどの周辺機器は一般的に10年~15年といわれています。
種類により保証期間も5年、10年と異なります。延長保証も可能です。
Q.雨の日や曇りの日も発電しますか?積雪はどうですか?
A.晴れの日よりは少ないですか発電します。
パネルに積雪があった場合は発電量は期待できませんが、弊社では早く雪を解かす設備を設置して対応しています。
Q.太陽光パネルについたゴミや汚れは発電量に影響しますか?
A.花粉や黄砂が飛来する時期などは、パネルが汚れ若干影響しますが、のちのち雨風で流され、元通りの能力を回復します。
Q.屋根に太陽光発電をつけると省エネになるってホントですか?
A.屋根で発電した電気を家庭で使うことで、電力会社から購入する電気量を削減できます。また、夏場は太陽光パネルが直射日光を避け屋根の温度上昇を抑制してくれるので、空調負担を軽減することができます。
Q.メンテナンスは必要ですか?
A.太陽光発電協会のガイドラインでは、4年に一回程度の定期点検が推奨されています。日常的には、太陽光パネルやパワーコンディショナーに異常が発生していないか目視点検などし確認するようにしましょう。
Q.太陽光発電で発電した電気が売れるって本当ですか?
A.★屋根設置(10kw未満)の場合、屋根で発電した電気を家庭で使い、余った電気(余剰電力)は余剰電力買取制度によって、電力会社が買い取ってくれます。
★地上設置(10kw以上)の場合、発電したすべての電気(全量買取)を全量買取制度によって買い取ってくれます。
※買取りには、「再生可能エネルギー固定価格買取制度」の認定が必要です。
Q.太陽光発電の「固定価格買取制度」とはなんですか?
A.「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」は、再生可能エネルギー(太陽光・風力・水力・地熱)で発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度です。
詳しくは、ホームページ「なっとく!再生可能エネルギー」をご覧ください。
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/index.html
Q.売電収入は申告が必要ですか?
A.売電収入と、年末調整済の給与または公的年金の方の場合、売電収入による所得金額が20万円以下の時は、所得税の確定申告は不要です。
20万円を超える売電収入がある人は確定申告が必要です。なお、売電収入は雑所得に該当します。
※住宅ローン減税の申告をする初年度は総所得の申告をする必要があるため、雑所得20万円以下の場合も申告が必要です。公的年金等の収入金額が年間400万円を超える場合も同様です。詳しくは、お近くの税務署にお問合せください。
Q.太陽光発電システムの固定資産税について教えてください。
A.個人の住宅用の場合も、10kw以上の売電を行う設備は課税対象となります。自治体に申告してください。